毎年、年間を通して取り組んでいる稲作体験。今年度も中吉田地区で長年農業を営まれている大場さんのご協力のもと、「未来のお米ヒーローズ2026」がスタートしました!
よつばんの稲作体験は、田植えや稲刈りだけを体験する活動ではありません。田んぼの土づくりから始まり、育苗箱作り、代掻き、田植え、稲の生長観察、稲刈り、乾燥、精米、そして収穫した稲わらを使ったしめ縄作りまで、一年間を通してお米づくりの全てを学ぶ体験となっています。
忙しい中にもかかわらず、子どもたちのために時間をつくり、温かくご指導くださる大場さん、そして松本さんには心より感謝申し上げます。
お米づくりってどんなこと?
4月、まずはみんなで大場さんの田んぼを訪問しました。初めて会う子どもたちは少し緊張した様子でしたが、お米の作り方や田んぼの役割について教えていただくうちに、次々と質問が飛び出しました。
「お米はどうやってできるん?」
「田んぼにはどんな生き物がおるん?」
「どれくらい時間がかかるん?」
興味や疑問を自分の言葉で伝えながら、地域の先生である大場さんとの交流が始まりました。

田起こしと代掻き

4月には田起こし作業を体験しました。
大場さんが運転する大きなトラクターに乗せてもらい、田んぼを耕していきます。
高い運転席から見える景色にドキドキしながらも、「あっ!カエルがおる!」「ネズミが走った!」と田んぼに暮らす生き物たちを発見。普段何気なく見ている田んぼにも、たくさんの命が息づいていることを感じることができました。
5月には育苗箱作りを行いました。

稲の赤ちゃんを見た子どもたちは、
「小さい!」
「これがお米になるん?」
「なんかかわいい!」
と興味津々。
少し重たい育苗箱をみんなで協力しながら運び、100枚以上の育苗箱が完成しました。
「大きくな~れ!」とみんなの願いが届いたのか、苗はすくすくと育っていきました。
6月には代掻きを行いました。

水が張られた田んぼを見て、
「田んぼらしくなったね~」
「もうお米が植えられそう!」
と嬉しそうな子どもたち。
大場さんのトラクターに同乗し、凸凹だった田んぼが少しずつ平らになっていく様子を観察しました。
「きれいになっとる!」
「本当じゃ!全然違う!」
と気付いたことを友だち同士で伝え合いながら学ぶ姿も見られました。
夕日に照らされた水面はまるで鏡のようで、子どもたちと一緒に地域の美しい風景を感じることができました。
待ちに待った田植え!
いよいよ田植えの日🌾
裸足になり、ズボンをまくり、首にはタオルを巻いて準備万端。すっかり農家さんのような姿になった子どもたちは、4月から続く活動を通して頼もしく成長したように感じられました。
最初は「泥がいやだ~!」と言っていた子もいましたが、友だちが田んぼへ入る姿を見て勇気を出して挑戦。
自分たちで育てた苗を手に取り、丁寧に植えていきました。
足を取られながらも夢中で作業を続ける子どもたち。
地域の自然や生き物と触れ合う貴重な機会にもなりました!

また、田植え機にも乗せていただき、
「速い!」
「きれいに植えられる!」
と手植えとの違いを体感。昔ながらの知恵と現代の技術の両方を学ぶことができました。

地域と共に育つ子どもたち
4月から6月までの活動を通して、子どもたちはお米づくりの大変さや工夫、仲間と協力することの大切さ、そして地域の自然や人々の温かさを学ぶことができました。
また、今年度も活動の様子を地域へ発信しながら、多くの方々に子どもたちの挑戦を知っていただきたいと考えています。
自分たちで育てたお米を地域の方々に食べてもらい、「おいしいね」と言っていただけることは、子どもたちにとって大きな喜びと自信につながっています。
これから稲はどんどん大きく育っていきます。
稲刈りや収穫だけでなく、その後のお米の活用や地域での発表活動なども予定しています。
子どもたち一人ひとりが地域とつながり、自ら考え、挑戦し、成長していく「未来のお米ヒーローズ2026」。
これからも地域の皆さんと共に学び、支え合いながら活動を続けていきたいと思います。
大場さん、松本さん、本年度もどうぞよろしくお願いいたします!



コメント