更新が遅くなり、大変申し訳ございません。
令和7年度が始まり、早くも2ヶ月が経とうとしています。
現在、よつばキッズスクールには42名の子どもたちが元気に通ってくれています。新しく入所した子どもたちもすっかり環境に慣れ、「ただいまー!」と明るく帰ってくる姿に、私たち職員も毎日元気をもらっています。
高学年の子どもたちは、低学年の子たちにやさしく声をかけながら、生活のルールや過ごし方を教えてくれています。「上手にできたね!」と褒められて、嬉しそうに笑顔を見せる低学年の子どもたち。そのやり取りは本当に微笑ましく、異年齢での関わりの中で、子どもたちは日々大きく成長しています

🌸 四月の活動
4月は満開の桜のもと、入所式&お花見クッキングを開催しました。
ホットケーキにあんこをのせて「どら焼き」をつくる活動では、ふんわり柔らかい生地がとてもおいしく、子どもたちは大満足。桜を眺めながらみんなで食べるどら焼きの味は格別でした。食後は「鬼ごっこ」や「サッカー」で思いきり体を動かし、春の自然を全身で感じながら遊びました。

また、少し足をのばして、市民学習センター裏の上吉田公園へもお出かけしました。龍の形をしたすべり台に大はしゃぎで何度も滑り、広々とした芝生では学年別のかけっこ大会も開催!元気いっぱいの声が響いていました。
4月の保育の「ねらい」は、友だちと仲良くなること。さまざまな活動を通してたくさんふれあい、自然と仲良しの輪が広がっていきました

🎏 五月の活動
5月といえば、こいのぼり!
子どもたちは、自分の手形を画用紙に取り、カラフルに色を塗って、大型こいのぼりに貼り付けました。一人ひとりの手形が集まって、世界に一つだけの素敵なこいのぼりが完成しました。
さらに、昨年度から取り組んでいる年間を通じた稲作体験もスタート。本年度も、地域の農家・大場さん、松本さんのご協力のもと、育苗箱づくりと田起こしを行いました。

育苗箱とは何か、どうやって作るのかを教わりながら、子どもたちは機械で土と肥料、種もみが入った育苗箱を2人1組でハウスまで運びました。
「お願いします!」と元気な声で農家さんに渡す姿はとてもたくましく、協力しながら全80箱を運び終えた子どもたちは、達成感と満足感にあふれていました。
連休明け、育苗箱を訪ねて大場さんの農場へ。シートをめくると、青々と芽を出した稲が!
「すごい!いっぱい芽が出てる!」「これを田んぼに植えるの?」と、喜びとこれからの活動への期待で目を輝かせていました。

別日には、田んぼの耕し作業(田起こし)を体験。大場さんが運転するトラクターに交代で乗せてもらい、「がんばれー!」と応援しながら、田んぼの周りを元気に走り回る子どもたちの姿がありました。
カエルや小さな虫、時にはネズミも姿を見せ、自然とのふれあいを全身で感じていました。
近年ではなかなか見られなくなった、田んぼのまわりを走る子どもたちの姿。
私たちは、こうした自然を感じ、日本古来の稲作文化や食の大切さにふれる体験を、これからも大切にしていきたいと考えています。
ご家庭や地域の皆さまの温かいご理解とご協力のもと、子どもたちは日々さまざまな経験を通して、心も体も大きく育っていっています。今後とも、よつばキッズスクールをどうぞよろしくお願いいたします。
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