令和6年度から新たに始まったよつばの取り組みがあります!
それは・・・「未来のお米ヒーロー!」
中吉田地区で昔から農業をされている「大場さん」に御協力のもと稲作体験を行っています。
田植えと稲刈りだけを行う、そんな稲作体験ではありません!!田んぼの土づくりから育苗箱作り、代掻き、田植え、稲刈り、乾燥、精米、稲を使ってしめ縄作りまで一年間を通した体験となっています。
農業で忙しい大場さんにご無理をいい本当に申し訳ないです・・・ですが優しく、そして温かく子どもたちのため引き受けて下さり、心より感謝しています!
お米づくりとは?
4月にはじめよつばのみんなで大場さんの田んぼへ行きました。
はじめて大場さんにも会い、挨拶をしました。その時はみんな少し緊張している様子でしたが、お米の作り方や田んぼの土の大切さを教えてもらい、いつの間にかすっかり打ち解けた様子で自分たちから「お米はどうやってつくるん?」「田んぼにはいろんな虫がいますか?」と気になった事を聞いていましたした!
田起しからの代掻き
4月25日に田起し🚜作業を行い、大場さんのトラクターに乗って田んぼを土を耕していきました。
大きなトラクターに乗せてもらい高い景色にドキドキの様子でした。耕していると時々、ネズミやカエルが姿を見せてくれ「あっ!あそこにおる!」と作業をしながら生き物を身近に感じていました。
5月2日、9日に育苗箱作りを行い、稲の赤ちゃんを見せてもらうと「小さい!これがお米になるん?」「なんかかわいい!」と今まで見ていたお米とは違う姿に、興味津々で大場さんと松本さんのお話を聞いていました。
少し重たい育苗箱をハウスの中に次々に運び40個以上の育苗箱が完成しました。稲が伸びるよう「となりのトトロ」の小さいトトロと一緒にどんぐりの芽を出す名シーンをみんなで真似し「んん~~~~~ぱっ!」「のびろ~~~」とおまじないもしていきました。
6月8日には代掻きを行い、みんながよく見ている水の入った田んぼの姿になっており「田んぼになってきたね~」と渋い声も聞かれていました。
大場さん運転するトラクターに同乗し、水の入った田んぼ土を平らにしていき、ボコボコしていた田んぼが綺麗になっていく様子に気が付いた子たちが「きれい!」と言うと「本当じゃ!全然違う!」と気づいたことを共感し合い、気持ちを伝え合っていましたよ。
夕日が田んぼの水面に映りとっても綺麗でした。
待っていました!田植え!
6月9日!いよいよ、わくわく楽しみにしていた田植えを行い、田んぼの3分の1を手で植えていき3分の2を田植え機で植えていきました。裸足でズボンをまくり上げ、首にはタオルを巻きみんな農家スタイルになりましたが違和感がまったくなく、むしろすごく似合っているみんなでした!
4月からの稲作作業でみんなに流れている益田の血が覚醒したようです!笑
田んぼに入る前には「いやーーー!」と言っていた子たちも、スタスタと入っていく子たちに感化されたようでみんなが育てた稲を手に取り、目印通りに植えていきました。
何度も泥に足をとられながらもみんな夢中になって稲を植えていきました。
みんなの頑張りを見に来たのか、田んぼの中に大きなカメが姿を現し「でかーーーーい!」と普段、近くで見ることができない生き物の様子も観察することができ地元の自然や生き物を感じることができました。
田植え機に同乗して植えていき「なにこれ!早!!」「きれいに植えれる!」と手作業とは比べ物にならない事を感じ、現代の機械や農具の進歩のすばらしさを感じる事ができました。
田植えが終わり一段落しましたが、稲の生長をしっかり見守り記録に残していきたいと思います!
4月から6月までの稲作体験で、お米を作る事の大変さや上手にできた時の達成感、友だちや大人と地元の自然を全身に感じて気持ちを通わせることなど、子どもたちの可能性を沢山の育む事ができました。
まだまだ続く稲作体験ですが、子どもたちと想いを伝え、考えを出し合いながら「未来のお米ヒーロー」を楽しんでいきたいと思います!!
大場さん!松本さん!引き続きよろしくお願いいたします!
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